MADONNA「Material Girl」

RED(GAY MIXのパーティ)に行くと、間違いなく盛り上がるのがビヨンセとかアギレラ、そしてカイリー。いわゆる通常パーリーのUNDERWORLD的存在ですよ。私はこれって、ある意味「DJのワイルドカード」なんじゃないかなあ、と思っていて、大枠でそれは間違っていないと思う。
今日のコミュであるマドンナさまは、そういうワイルドカード枠に初期の頃から君臨していらっしゃるそうだよ。クラブ系のリミキサー人選のセンスがあった、からだと思うんだけども(普通にウィリアム・オービットがプロデュースしていたものね!)。そんな彼女が一般的に有名になったのは、たぶんMTVのおかげでしょ。80年代、少年少女がこぞってアメリカンなチャンネルに心トキめかせていたのは、よく知られたお話だしね。

ところで、その当時の私は小学生で、お手本はいつも6歳年上の従姉妹。その従姉妹の部屋で聴いた外国の曲が、ターニングポイントだったのかもしれない。あんまり格好良くて、相当なショックで。何がどうといわれると困るのだけど、言ってみれば「My レボリューション(c/渡辺美里)」ってヤツだった。それが「Material Girl」ということや、マドンナというアーティストを実際に知ったのは、ずいぶん後のこと。

それから約15年。ヴォーギング大フィーチュアの「Vogue」やら映画出演やらなんやらを経て、すっかりセレブ街道まっしぐらなマドンナさま。デビュー時から向上心の大変強いお方だったゆえ、ミッシーとGAPのCMでコラボったりジャパニーズ女子のお手本になったりという現在には満足されているやもしれん。
というか、この歌詞にとっても準じている気がするんだもの‥‥気のせいかなあ。

ま、もうこの人くらいになると、物欲うんぬん言うレベルではないのかもしれないけど。

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