胸が痛い。

ここのところいつもなにかしらを思って胸が痛い。ちょっとしたことを気に病むのはいいかげんいい歳なので直したいと思っているがむずかしい。性格判断で読んだ話では、私には依存傾向がかなりあるんだそうだ、それも特に音楽か食べ物に。過食に走ったことはないけど、一歩間違えたらそうなってたかもしれないくらいのレベルで音楽には依存をしてきたと思う。たぶん。

辛い時は音楽を聴いてじっと自然治癒を待つ。悲しさの傍らにはいつもなにかしら音楽の記憶がある。SLAPP HAPPYSPIRITUALIZEDみたいな歌、やさしい女性ボーカルのハウスやアッパーなゲイハウスのようなクラブミュージック。そのどれもがいつでも私にやさしい。
行き場のない怒りや破壊衝動は引きちぎられるようなギターやノイズ、それからチャールズ・ヘイワードのドラム*1なんかが和らげてくれる。張りつめた音が頭の中を満たして怒りを吸い取ってくれるような気がする。

ネガティブな気持ちを音楽が慰めてくれるなんてとても幸せなことだ。こういう時に「無宗教だけど音楽は信じる」なんて言えばかっこいいのかもしれないね。祭祀祭礼が欠かせない古い地域の真宗教徒の家で育ったので、残念ながらそんな風には結べないのだけど(苦笑)。

*1:THISHEAT時代のほうが好きかも