好きな音

校了デッドの日だったので、大友良英ターンテーブルソロライブに行けた。そういえば1月のTORTOISEもそうだった。次のデッドは何が来るかな。

金気と超音波とノイズ音。こういうのが好きな理由とかその片鱗というのは、これまでのことを思い返すとすでに何かしら見えている。
a)その昔、エンジニアの父親はモーター工場の工場長をやっていた。小さい頃はよく工場に連れて行ってもらったし、金属プレートやコイルの切れ端をもらって遊んでいた。実際に音を聴いていた覚えはないけれど、自然に馴染んではいたのだと思う。
b)病院の検査で一番好きだったのはMRI*1だった。原因不明で足が痛んでいたにも関わらず、「ヘタなアヴァンギャルドものよりよっぽどアヴァンギャルドやな」と冷静に聴いた。

マスター時代に習った教授から借りたまま*2の「未来派1909-1944」展図録がある。「イントナルモーリ」といえばルイジ・ルッソロ未来派なのだけれど、どんな音かはおおよそ見当もつかない。
だからそんなタイトルのCDがあったらやっぱり気になるでしょう。ということで1枚買った。ジャケもイントナルモーリだったし。

*1:「核磁気共鳴装置」というらしい。すごい音が5分くらいバンバン鳴り続ける

*2:という名の借りパチ