蓄積の不思議

あるかな、と思ったものがたいていあるのが実家。あるかな、と思ったものはたいていないのが今住んでいるマンション。買った覚えがないのだから当たり前なのだけど、そこに蓄積された年月の違いというか、いつの間にか形作られる生活というか、そんなものによって生まれる違いなのかもしれない。
あってもいいのに買っていないから家になかったもの。ゼムクリップ、大判の封筒、スクラップブックやらの文房具を買いながらそんなことを考えた。神保町はいつでも人が多い。