9月4日(月)7じ9じ at ルミネ the よしもと

※ネタはうろ覚え。

●(前説)ポテト少年団
最初の方はいたって普通の前説だったのに、「7じ9じ〜!」の掛け合いの練習がいつの間にか「100人乗っても〜」「大丈夫〜!」のイナバ物置に変わってて笑った。しかもそっちの方がお客さんの声の揃いがよかった(苦笑)。


トータルテンボス
間違ったツッコミ〜童謡ネタ
最近は「横丁へよ〜こちょ!」に二人して出てるトータルテンボス。オールザッツの時から気になっていたけど生では初めて見た。藤田くんが「ハンパねぇ!」ってチーマー言葉を漫才に使ってるのを初めて聞いた時は相当衝撃的だった。とにかく「漫才には大阪弁」というイメージを逆手に取っているのがすごい。渋谷のチーマー言葉で喋る漫才は他にやってる人がいないこともあって独特な雰囲気だし、テンポの速い言葉遊び系のネタが満載でまったく飽きさせない。ほとんど噛まないって事も大きなポイントなのかも。
藤田くんの自己紹介の時に大村くんが定番のアフロいじりをやってたのも面白かった。「スキマスイッチのスイッチの方です」「ドコモダケです」「お前がいなくなったらトータルテンボになっちゃうよ!/じゃあ俺は“ス”だけなのかよ!」とか。


麒麟
バイクが趣味〜大人の「だるまさんがころんだ」〜ボクシング
同じネタの中でどこが微妙に違っているかを見るのがもはや楽しみと化してきた麒麟のルミネ。昨日が田村くんの誕生日だったようで客席から声援が上がっていた。だからなのか、今日は微妙にアドリブが多かったかも。おかげで中盤にテンポがずれたりした時に、「誕生日とか言われてフワフワしてんな!」とか「ほんまに聞こえへんねやったらやめてまえ!」とか普段ボケの川島くんがものすごい勢いでキレたツッコミを入れていて面白かった(去年末のM-1決勝みたいな感じ)。あと川島くんがボクシングの実況シーンでいつになく噛んでいたのでフォローと交互で途中もう何がなにやら(笑。でも何回見ても面白いわーこの人たち。


大木こだま・ひびき
ことわざ〜夢の話〜風呂の話〜見間違えの話〜チッチキチー
ルミネが一気にNGK(もしくはうめだ花月)に見えてしまう存在感とどっしりした漫才。一個のギャグがポンと出たからといって別に変わらず我関せずなあたりがさすが大御所。コカコーラのCMに出ることになった‥‥のは夢、の話が続くかと思いきや、どんどんと話が変わっていくマイペースぶり。演芸番組を見ているかのようなほっこり感だった。


オリエンタルラジオ
電車の中で〜変なファン〜出待ちの子いろいろ〜武勇伝
前半はこの間と同じだったけど、後半の中田くんの出待ちの子の描写がものっそい上手で気持ち悪くていい(褒めている)。「バス停を2年かけて自宅前に移動させる」のはとりあえず武勇伝の18番のシメなんだね‥‥。


井上マー
尾崎口調で叫びいろいろ
初見。日常の物の叫びを尾崎風にやってるのはなるほどなーって思いつつ笑えるネタだった。「酢豚に入ってるパイナップルが叫んでる/俺の居場所はここじゃない!」「生えるとすぐ抜かれるオカマのひげが叫んでる/俺は間違ったことをしていない!」とか。文字にすると全然面白くないけど。


●ライセンス
いろんなジャンルの人用のドラえもん。大人向け〜渋谷ギャル男向け〜アキバ系向け〜ヤクザ向け〜ワイルドな人向け〜アメリカンジョーク好き向け
初見。ドラえもんをベースにいろんなジャンルの人の形態模写をやるネタ。観察がとっても細かくて大笑い。大人向けのドラえもんはまるでサラリーマンの動きで、前に座っていた会社帰りのサラリーマンの人が大笑いしてた。ギャル男(明石家さんまのやる「もこみち」みたい)、A-BOY(「〜氏」って言う)、ヤクザ(「ミナミの帝王」の力兄ぃのような)、ワイルド(マイアミバイスみたいな)、どれもが最高。ラストはまるで「ビバリーヒルズ高校白書」(灘儀さんもやってるディラン風)。そうとう器用な人たちっぽい。


●ルミネバラエティ
木村祐一千原兄弟大山英雄COWCOW、ほか
殺人事件の現場に遭遇した交番のずっこけ警察官トリオ(木村・千原ジュニア大山英雄)。本署の警官が来るまでにちょいちょいやらかしていた失敗が逆に真犯人を追い詰める手がかりになって‥‥、という話。前回見た作品はかなりブラックだったけど、今回は普通に面白かった。第一発見者の警備員役で出てくるCOWCOW多田さんの動きネタや大山さんの福山モノマネがひさびさに見られた! そういえば、前は新喜劇の大山さんがジュニアや木村さんと一緒にやるなんて想像できなかったけど、これを見ているとだいぶゆるくてフリーダムな雰囲気で面白かった。