10月27日(金)GALACTIVE #7 at LUSH

10月27日(金)GALACTIVE #7 at 渋谷LUSH
DJ TEAM GALACTIVE、池田正典
JETSETの豆柴さんやアルファベッツのやけのはらさん、オシャレ系に人気の森田正典さんなどがDJのパーティ。直球のヒップホップでもなく、アングラ系ヒップホップでもなく、ハウス系でもなく、アブストラクトでもなく、何系と言えない感じの音のパーティに初めて行った。ものすごくこぢんまりした雰囲気で身内ノリかなあとも思ったが、それなりに楽しく遊ぶことができた。タダ酒もたくさんもらえてご機嫌。


どのDJさんも楽しめたけれど、個人的にはジャンルレスな選曲で繋いでいく豆柴さんが一番面白かった。踊っている時は「この人の選曲って幅広いなあ」としか感じなかったけど、今考えるとレイヴやヒップハウス、シカゴハウス、ブレイクス、バイレファンキ、ロッキンブレイクスなど、なんとなく“声ネタの格好いいハネ物トラック”という部分で一貫させてあったのかもしれない。途中ですごく格好いいブレイクビーツ系のラップ物がかかったので思わずブースにチェックしに行ったら、横の男の子が「SPANK ROCKの最近のですよ」と教えてくれた(「Sweet Talk」らしい)。うっすらと名前を聞いたことがあった気はしたけども、やっぱり実際に聴くと自分の中での衝撃が全然違う。SNOOP DOG「Drop It Like It's Hot」のネタ物がかかっているなと思ったら、それも彼らの「Put That Pussy On Me」という曲だったらしい。あとはFRANZ FELDINANDのリミックス物(これは多分「Do You Want To」)。どれも「これヤバい!」と思わず言ってしまいそうになる感じ。
森田さんのDJは303ネタの直球アシッドハウストラックや浮遊感のある90年代プログレッシヴハウスそのもの(でも今の曲らしい)だったので、本当に90年代がリバイバルしてるのかも、と思うほどだった。いわゆるGUERILLA、LIMBO、COWBOY風の音。知ってる人に向けて言うと、東心斎橋にあったジータとかBallroomとかでかかっていたような音の雰囲気にそっくり(笑)。


ラストのBACK 2 BACKではFRANKIE KNUCKLES「Whitsle Song」もかかっていて、朝方だけに気持ちがよかった。お酒を呑んで踊って笑ってというオーソドックスな楽しみ方をずいぶんひさびさにした。初めて行ったパーティが楽しいと、今後も行きたくなるのがクラブのワクワクするいいところ。そういう意味では今日は当たりだった。


Guerilla Records http://www.discogs.com/label/Guerilla
SPANK ROCK/Put That Pussy On Me http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_151584.php
SPANK ROCK/Sweet Talk http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/hiphop/detail_165930.php
Franz Ferdinand/The Fallen'、Do You Want To(Remix) http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/house/detail_163079.php
バイレファンキ、バルチモアブレイクスなどについて。 http://www.jetsetrecords.net/?P=column&author=5&entry=2