構成主義に愛を込めて

国立新美術館こけら落としが「20世紀美術」の時点で私行っとかなあかんやろ、と思っていたのだが、この間パンフを見せてもらったらダダから始まって構成主義のコーナーがかなりの広さであるらしい。パンフに「メルツ」って書いてあるだけで「うおシュヴィッタース! 滋賀の近美から来てたりすんのかな!」と気分が上がる単純さよ。
構成主義ならやっぱリシツキーの「赤の楔で白を打て」と「PROUN」シリーズと「USSR in CONSTRUCTION」あたりはデフォとして、ロトチェンコの「ラッパを吹くピオネール」とかの俯瞰写真シリーズとかマヤコフスキーの肖像写真(男前)とかおしゃぶりの広告とか、タトリンの「第3インターナショナル記念塔」とか、ステンベルグブラザーズの映画ポスターがあったらいいなあ、とか! あとはジガ・ヴェルトフの「カメラを持った男」とかエイゼンシュテインの「イワン雷帝」とかのポスター&映像が見られたらもっといいなあ。日本の大正時代の村山知義の作品も。
という期待が尽きなくて困る。


PROUN
 http://www.getty.edu/research/conducting_research/digitized_collections/lissitzky/3_proun/index.html
USSR in CONSTRUCTION
 http://www.getty.edu/research/conducting_research/digitized_collections/lissitzky/12_ussr/index.html
第3インターナショナル記念塔
 http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/kameyama/profile/prf2.htm
ロシア・アヴァンギャルド(詳しくない)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/ロシア・アヴァンギャルド
russian avant-garde(もイマイチ詳しくないけどリシツキーの作品が載ってる)
 http://en.wikipedia.org/wiki/Russian_avant-garde