「島田洋七ー笑魂伝承/ゲスト:チュートリアル」@新宿ロフトプラスワン

注1:以下敬称略
注2:記憶のみなので話の順番、内容は必ずしも正確ではありません


●一部:フリートーク 島田洋七&たくませい子(進行)


【フリートーク
〜「スマステ」に出た
・『がばいばあちゃん』が飛ぶように売れて驚いた。
〜「学校へ行こう」にも出た
・顔を知らないので、森田くんをスタッフ、いのっちを「照明さん」に間違えたりした。
・若いジャニーズの子の威力はやっぱりすごい。
〜徳井はジャニーズの松潤に似ていると思う
(会場のお客さんは微妙にハテナマーク)
〜ドラマの話
・佐賀が話題になるのは440年ぶり
・佐賀の視聴率を調べてもらおうとしたら機械がなく電話調査になった
・結果、東京では21.8%、佐賀では88.3%もあった
〜映画化する計画
・おばあちゃん役を探している
・きれいすぎる女優さんより味のある人がいい
・内容をもっとおばあちゃんにクローズアップする予定
タイタニック風に、語り部が回想する形にしようと思っている
・書きたいエピソードが3つある。「夜のおにぎり」「夕方のお迎え」「飴の話」
〜世間と遊ぶのが楽しい
・飛行機の優先搭乗で、子どももいないのにいるふりをして先に乗る
・美容室でシャンプーの時にかけられるタオルを動かして遊ぶ
北野武との関係
・売れる前に横山やすしから紹介された
・千葉で呑んでいて終電に乗り遅れ、お金もなかったので4時間一緒に歩いて帰ったことから仲良くなった
・「お金があったらどうする」という質問に自分は「鯖が1匹丸ごと食べたい」と答えたが、武は「芸を買いたい」と答えた。当時から彼はやっぱり賢かった。
・彼がおばあちゃんのことを「絶対にメモしておけ」とアドバイスしてくれた
・最初は全然売れず自費出版だったが、2万部手売りしたことが話題になり今がある
〜島田教
・500円払うだけで他は何もいらない宗教(笑)
〜おばあちゃんの言葉
・「人生なりふりかまわず努力せよ、人を羨ましく思うな」
〜たくまさんのドラマ出演
・TBSの「人生道」というドラマにしずちゃんの妹役で出る
・家の中だけで変わったことは起きないけど、いい作品


【口からおまかせ】
東京都知事の話
〜スケートで安藤美姫が勝ってよかった


中説:シベリア文太


●二部:ゲストトーク ゲスト:チュートリアル


〜コンビについて
【結成して9年】
二人「今M-1バブルのまっただ中ですね」
徳井「今まで普通にやってきたのに、M1獲っただけでこうまで違うのかと。そこがなんか腑に落ちないんです」
島田「でも三千何組の中の頂点やからね、そうなるだけの物があるんよ。もっかい出るのは?」
二人「いやっ、それは‥‥」
徳井「そんなんしたらまたABCが密着してきますって(苦笑)!」


M-1の話
M-1の賞金の使い道は?】
島田「予選からすべて合わせると8億円はかかってるよ」
福田「そう考えると1,000万て安くないすか(笑)」
(収録中のオフレコ話をひとしきり)
徳井「500万て意外と中途半端なんですよねえ」
島田「車とかも買えへんもんな。今車何乗ってんの」
徳井「中古のプジョーです」
島田「物が高いわ。セルシオでも700万するからな。」
徳井「でもまあ、若手がセルシオを買ってもねえ‥‥」


【自転車大好き福田】
福田「僕は自転車を買おかな思てます」
島田「よう走るヤツか」
福田「そうです。大阪の家から実家まで80キロくらい乗ったり‥‥」
島田「なにしてんねん(微妙な顔)」
福田「僕をキ*ガイみたいな顔で見るの止めてください! それで言うたら師匠の田舎暮らしの趣味もまったくわかりませんよ僕らには!」


〜お笑いはもうブームではない
【お笑いブームの頃】
福田「師匠の当時はどうだったんですか。お笑いブームの頃とか」
島田「あの時代はB&B含めて5組しかおらんで、それですべての番組をやってたからなあ」
二人「確かに」
島田「一日に帯(番組を)3本持ってたから。おかしいやろ? 司会なんか段取りもう覚えられへんって」
福田「それはもうそうでしょうねえ」
島田「でも今はたくさんコンビおるしね。何よりお笑い番組が増えるのが嬉しいよ。もうお笑いはブームじゃなくて定着したと思うわ」


【後々にやりたいことを】
島田「一つだけ残しておくといいよ」
二人「なるほどねー」
島田「演技でも文章でもなんでも、やりたいことを後々に一つ残しとくねん。武は映画やろ、俺の場合はそれが文章になったわけで。映画撮りたいって思ってたら映画が出来たし、アニメにしたいと思ってたらほんまになるし」


〜質問1「冠番組が持てたらどんな番組にしたいですか?」
徳井「二人で喋れたらそれでもうええですね」
福田「はいどうもー言うて始まって」
徳井「それでずっと喋って」
福田「また来週!って」
島田「終わりかいな(笑)」
徳井「正直ひな壇とかって苦手なんです。もっとこぢんまりした感じの方がいいなって思ってて」
福田「ああいう場所やと一発ギャグとか求められることが多いというか。あった方がいいのかなとも思うんですけど、うちらそういうのもないんで‥‥苦手というか。師匠は“もみじまんじゅう!”があったわけですよね」
島田「なんか京都の名産あるやん。八つ橋とか? そういうのにするとか」
徳井「‥‥あ、おたべ!(手で三角形を作る・笑)」
島田「銀閣寺! とか(笑)」
徳井「銀閣寺(手で縦長の三角形を作る)!」
福田「生八つ橋! とか」
島田「それはちょっと長いなあ(笑)」
福田「あのギャグでやっぱりお礼とかもらわはったんですか?」
(もみじまんじゅうの会社の人から当時の接待をしてもらった話など)


〜質問2「共演して緊張した人は?」
徳井「正直、武さんとか師匠と呼ばれる方々は雲の上の人の感じがして、現実味がなくて逆に緊張しないんですよ。だから、ダウンタウンさんとかナインティナインさんのような(一線で活躍しているような)人たちに緊張します」
福田「僕は逆に後輩の方が緊張しますね。M-1とか獲った人やからすごいと思ってくれてるかもしれへんから、下手なことできひんというか。こう失敗してもちゃんとフォローしてあげな、とか思うと緊張するんですよ。そういう意味では、一番緊張するのはハイキングウォーキングですね(笑)」
(最近よく出ている芸人と芸の地力についてオフレコ話など)
島田「あと3年喋くりでがんばってたらさんまあたりがだれて来よるから(笑)」
二人「えーほんまですか??」
徳井「せやないと品庄の品川と二人で殺しに行きますよ(ニッコリ)?」
福田「ほんま、ええ加減明け渡してくださいよ下のもんに!」
島田「まあ、あと3年もしたら」
徳井「ほんまですよ? その話若手にメールで回しますからね!」
島田「ほんまほんま(笑)」


〜彼女ナシ2年半
島田「彼女いるんやろ」
徳井「いや‥‥(半笑い)」
(会場「そんなわけないやろ」&「またまたー」的ブーイング)
福田「僕はいないっすよ」
徳井「ああ福田はやばいですよ! 正直2年半くらい何にもしてないですから」
(どよめき)
福田「そうっすねー。なんかもっといい女とか抱けると思ったんですけど。ほんまにないんですよ! まったく抱いてない!」
(その後チュートリアル、コンビで下ネタ爆発。珍しく福田が弾けて徳井に諭される)


チュートリアルへの言葉
「いつまでも夢を持て、その夢が叶わなくても、所詮は夢だから」
島田「これはね、夢が叶ったらもちろんいいけど、叶わへんでもいいんですよ、夢やから。せやし夢は大きく持っておいた方がいい。そしたらそれに向かって努力しようとするでしょ。それで力もついていくもんやからね」
徳井「ええ話で最後うまいことまとめて好感度上げはったでこのイキな丸めがねが!」
福田「ほんまや!」
徳井「僕500円払いますわ(前半の「島田教」の話を聞いていたらしい)。おい、お前も払えや」
福田「ほんまや、俺も払おう」
島田「おい、お布施割り勘てどんなんやねん(笑)」
福田「いやー‥‥ほんま、ありがとうございます。はい、これ欲しい人1,000円から!(色紙を掲げてオークションのマネ)」


〜シメ
チュートリアルは本当に上手
チュートリアルの退場後)
島田「まあね、3年と言わず5年くらい‥‥」
(退場したはずの福田、階段下まで降りてくる)
福田「ええ? 3年ですよね?(遠くから)」
島田「ああ、3年、3年やから(笑)」
(福田戻る)
島田「うまいね、あれが繰り返しのネタですよ。もう一回くらい出てくるんと違うかな‥‥というわけで、3年と言わず5年くらい」
(福田、徳井まで階段降りかけて抗議)
島田「うそうそ、3年(笑)」
(「もうー」という感じで完全に楽屋へ)
島田「とまあこんな感じでね」


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