羽田空港第2ターミナル
いい天気だったので川崎大師の帰り*1に羽田に飛行機でも見に行こうかしら、と思い立って行ってみた。
京急品川から乗ったら電車がドーレミファソラシーと言うドレミファインバータ車だった。でも川崎大師から乗った羽田空港行きは違った。
スターフライヤーの見える第1ターミナルとどっちに行くか迷ってなんとなく第2ターミナルへ。5階の展望台に上ったら、結構たくさんの人が写真を撮ったり眺めたりしていた。仕事にしろ私用にしろ、どこかへ旅立つ前の人々が持つ空気感はとてもいい。
目の前に青と水色のラインの入った飛行機がいっぱいいた。公園に集まる鳩っぽくてこんなふうに「いっぱいいて」と言いたくなる感じ。AIR DOはこどもの色素が薄いヤツ、ポケモン塗装は異様に色素の濃いヤツ、そういうのがときどき混ざるのも込みで鳩っぽい。第一ターミナルにしか集まらない「陽いづる国の鶴」と違うのは、この子たちが頭の横にこっそり海外種のマークを入れていること*2。
整備の人も鮮やかなコバルトブルーのジャンパーを着ていて目を惹く。でも来た時間がすでに若干遅く、夕日があまり入らずしょんもり。しかも柵のせいでうまく写真が撮れず、隙間がまったくない柵の向こうを見ながら「ここに携帯落としたら嫌やろなー」と思う。一眼レフのおじさんから話しかけられたりしつつ、離陸すると軒並みU字旋回する飛行機を見、AIR DOとSNAの機体の小ささにニコニコしたりして時間を過ごす。
ということをやっていたら案の定柵の向こうに携帯を落とすという鈍くささ極まりないハプニング。警備員さんに粘着テープのついた棒で取ってもらった後展望台併設のダイナーでしれーっと乗客のような顔をしてお茶して帰ってきた。しかしあのターミナルにTHE GINZAが入っている理由がよくわからない。ちゃんとした洋服を帰省前に買う、とかそういう用途なのかしら。まあすごい便利だけど。13万のマッキントッシュの春物コートにきゃーとなったけど。でもさ。
