自分内小玉ユキ祭り

木曜にきた3つの仕事は資料待ち分を残してとりあえずクリア。つかれた‥‥でも今日が雨でよかったかも。
自分内小玉ユキ祭りの総仕上げ。『初恋ーchain book』と『Beautiful Sunset』を購入。『初恋ーchain book』がとてもおもしろかった。読んですぐTwitterに一言感想をあげてしまったくらい。マンガ家さんたちが展覧会を期に制作されたマンガ同人誌(昔ながらの文芸誌に近い感じ)らしいのだけど、あんなに面白い作品がたくさん入ってるのが同人誌だなんて、こんなにワクワクすることってないよね。商業誌にも負けないミニコミがあるって楽しい。
初期作品集の『Beautiful Sunset』は初出がCUTIE COMICだけあって、ストーリーが岡崎京子以降のあの辺の女子雑誌が好みそうな、どこかしらに痛みを伴う展開だった。ツッコミを入れたくなるシーンもあったけど、雑誌のカラーだったと思えばそれはそれで納得できるレベル。マンガ家さんも経験値を詰むことでどんどんうまくなって行かれるものなんだな、と新しい物から読んだ私は思ったりした。
表題のお話、私は学校の先生に憧れたりとかはまったくといってなかったけど、主人公の女の子の感じはちょっとわかる気がする。中学生の頃は本当に同級生の女子たちと全然うまく話せなかったから。「○○ちゃん(私のこと)って何言ってるんかわからへん」て言われたこと、もうあんなに昔で言った女の子の顔なんてとっくに忘れてしまったのに、この言葉だけは今でも覚えてる。

Beautiful Sunset (フラワーコミックス)

Beautiful Sunset (フラワーコミックス)

『初恋ーchain Book』は『少女と少年と大人のための漫画読本』と一緒にLilmagさんで買った。こういう人の手を介して本を買う感じもすごく楽しい。友達が何人か参加している漫画読本はまだちゃんと読めていないけど、『流行通信』のマンガ紹介ページは割とお世話になったのでまとめて読めるのは嬉しい。雑誌のレビューを見て雑誌売場からマンガ売場にそのまま移動して速攻で買った菅野文『オトメン(乙男)』とか、マンガを買った後で雑誌を見たら被っていた西炯子『電波の男よ』とかって最近の好きマンガの一つになったので。
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