7月19日(土)Hot Stuff 30th Anniversary“US AND THEM_ゆらゆら帝国/BOOM BOOM SATELLITES@日比谷野音
BOOM BOOM SATELLITESがゆらゆら帝国と日比谷野音でライブをやるというので行ってきた。まだ明るい夕方時期だったけど日差しは陰っていたので野外に弱い私も助かった。
ブンブンは前半出演で時間にして45分程のライブだったけど、昨今の曲が短くなったこともあるのか曲数は結構あったので盛りだくさんな印象だった。ステージを所狭しと走り回りギターを振り回しながら煽る光景を見、ライブがひさびさだったこともあって友達と異様に盛り上がる(あと酒呑んでたから。やっぱりライブは酒を呑みながら踊るのがいいな‥‥)。新譜がニューレイヴ系というか甲高い感じのギターかき鳴らし物だったからなのか、2人ともフライングVを持っている曲が多くて驚いた。というよりスタインバーガーの割合が減っていることに驚いたと言うべきなのかも。
「UPSIDE DOWN」とか「SHUT UP AND EXPLODE」とか「BRING IT ON DOWN」とか「Easy Action」とか*1「Exposed」収録曲やラストの「KICK IT OUT」なんかは、相変わらずCDとまったく違う素晴らしいライブ仕様のアレンジクオリティで別に言うこともなく面白かった。かっこいいに決まってるしね。私の好きなアレンジではなくなってしまったけど「Dig The New Breed」を聴くとなんとなく、無条件に嬉しくなってホッとする。
今回のライブで一番びっくりしたのが、後半でやった「Push Eject」(!)。しかも10年前のCDとほとんど変わらないアレンジだったから余計にびっくりしてしまった。なんだろうこれは10周年記念のセレクトだったりするんだろうか。実はこの日17時前に日比谷公園を歩いていたら聴こえてきた音に「‥‥えっこれPush Eject!?」と思わず走りかけた前段階の経緯があって、ホントにやるんだろうか?? と思っていたから嬉しすぎて。2008年にPush Ejectがライブで聴けるなんてさ! そういえば「90年代にはBPMが速いと言われていたテクノ物も今聴くと異様に遅い」のは90年代テクノトライブのあるあるネタだけれど、これで本当に遅かったんだなあと再確認してしまった。90年代テクノと言えば、曲名は忘れたけど「どこのFORCE MASS MOTIONか」っていうハードコアテクノもしくはオールドスクールレイヴ物のアレンジもやっていた。友達と「今何年だよ」と嬉しくて大笑い。「今年はレイヴが来ます(by TK)!」だったりするのかもね、ついに(笑)。
その後のゆらゆら帝国は初めてちゃんと聴いたけど、緩いのから速いのまでバリエーションがあって(あといろいろと気持ち悪い感じが)闇に光るレーザーライトと相まってすごくよかった。ひさしぶりにライブで楽しんだ。
- アーティスト: ブンブンサテライツ,BOOM BOOM SATELLITES
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2007/11/21
- メディア: CD
- クリック: 25回
- この商品を含むブログ (94件) を見る
- アーティスト: BOOM BOOM SATELLITES
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
- 発売日: 1998/09/19
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (9件) を見る
ちなみにFORCE MASS MOTION。下に出てくるYO*CがよくかけていたRabbitCity Recordsの看板アーティスト。
Force Mass Motion - V.N.E. http://jp.youtube.com/watch?v=d73-pLeENRY
*1:曲順も何をやっていたかもうろ覚え