3月5日(木)LOUD & Natalie Presents 「DE DE MOUSE“sunset girls remixes & more release party”」@渋谷Womb

LIVE:DE DE MOUSE、Traks Boys、KAGAMI、SONPUB
リミックス盤のリリースパーティ。メジャーデビューした途端「デデ先生が『an an』に!」と驚いたのも今は昔。ExTの頃は一人ユニットとして暴れ倒していたのが、ひさしぶりに見たらドラムとものすごくうまいキーボードとDJを従えたバンド編成になっていた。かなりたくさんの曲をやってはいたけど、新曲はアンコールでやっていた2曲程度。既存曲がメインだったのでどことなく安心感のある内容だった(まあリミックス盤のリリースパーティだしね)。「sunset girls」のリミックス物もよかったけど、やっぱり「Tide Of Stars」の「Baby's Star Jam」「The Galactic Nervous Boy」「Dancing Horse On My Notes」「555 Is In Your Heart」での盛り上がりは他の群を抜いていた気がする。
しかしこの人、キレ芸ならぬキレMCだからなのかお客さんを煽るのが本当に上手。歌えない歌詞なのに音切ってもみなが適当な歌詞で大合唱、とか(笑)。前からそうだったけど、今日もトーンはドSなのにフロアは大喜びという不思議な感じだった。友達と「MCが怒ってない! あんなに機嫌のいいデデ先生が見られるなんて!」と言ってみたり。
中盤には「メンバー3人の共通点があるんです」とTMネットワークの「Self Control」と「Get Wild」をフルコーラス完全に歌い上げていたり(しかもネズミでメンバーを模したアルバムのジャケットまで作ってあった)、さらにアンコールでは BEASTIE BOYSの「3MCS and 1DJ」を完コピ(私は初めて見たけど昔からやってたらしい)してて面白かった。ちなみにMIX MASTER MIKEのスクラッチパートではちゃんとリンク先の映像が映し出されていた。
前は煽りもあまりなくてフュージョンみたいなライブをやっていたと聞いていたから、昔のような速いブロークンビーツ的な曲やキーボード持ち上げてTUCKERみたいな暴れはっちゃくプレイもちゃんと見られたので満足。アンコールの最後の最後にやった新作なんて最後ガバみたいになってたし(笑)。
wombの音が以前よりよくなっていて、耳も痛くならず安心して聴けたのもよかった。あとなんか髪型が80'sアイドルみたいになってた。どうでもいいけど。
直前にDJをやっていたKAGAMIが「Pump up the jam」ネタのレイヴ系トラックを使ってえらく派手なDJをしていた。あの人って多分やってることは昔から変わってないんだろうけど、なんだかこういう大きい会場でアッパーなトラックでブレイクになったらみんなでハンズアップ、みたいな感じがひさしぶりで楽しかった。

Beastie Boys 3 mcs 1 dj Mixmaster Mike Cam http://www.youtube.com/watch?v=zW60AZBdkbI

De De Mouse http://www.youtube.com/watch?v=kv1fJtkqtds