DJ TONKAーSATELLITE VOICES INTERVIEW(DAZED AND CONFUSED)

DJ TONKAのインタビューが珍しいのでなんとなくざっくり訳してみた。詳細な訳ではないので正しく読みたい人はリンク先の本文でどうぞ。DAZED AND CONFUSED日本版はなくなってしまったけど、サイトには東京のカテゴリもあった。

SATELLITE VOICESインタビュー
http://www.satellitevoices.com/munich/music/1545/dj-tonka

ミュンヘン版:DJ TONKA
ダフトパンクが影響を受け、パフ・ダディをリミックスした偉大なDJ兼プロデューサーの貴重なインタビュー。

DJ TONKA(トーマス・ルネ・ジェラルヒ)は90年代にハウスDJのイアン・プーリーと共にそのキャリアをスタートし、ハウスミュージックの革新的アイコンとなった。ダフトパンクは彼のことを、師匠の一人であり、ミュンヘンのすてきな家に約40,000枚のレコードを所有する素晴らしい音楽プロデューサーだと語る。インディロックやオールドスクールヒップホップ、シカゴハウスやイタロディスコ好きの彼は、Facebookなどに影響を受けるミュンヘンアンダーグラウンドミュージックとアートシーンを常にチェックしているという。

SV:あなたのワークスタイルはどんな感じ?
DJ TONKA:僕のスタジオはフラットにあるので、いつでも思い立ったら仕事をしてます。一日中仕事にかかりきりな時もあるし、夜にトラックのアイデアを作り始めてそのまま朝まで続けていることもあるね。夜中の作業のいいところは、誰も僕を邪魔しないところかな…2匹ねこ以外はね。

SV:将来してみたいお仕事はあります?
DJ TONKA:エリー・ゴールドウィンかジェームズ・ブラントのような世界的に有名なポップアーティストのリミックスを出してみたいかな。今は自分自身の制作とクラブ系のリミックスばかりなので。直近では、ケルンで「WePlay!」というダンスレーベルをスタートさせたばかりです。10月14日にはそこから「Aliens & Earthlings」という両A面盤とリミクス盤をリリースする予定。あとはロシアのエレクトロスター・アーティが出す「Around The World」の僕バージョンが完成したので、今は新アルバムの制作をしているところ。

SV:今住んでいる街の中で、インスピレーションを受ける場所は?
DJ TONKA:ミュンヘンのちょうど中心地に住んでいるんだけど、少し歩けばどんないいクラブにも着けるし、ホントにいい所だと思う。Art Babelっていう新しいイベントスポットもオープンしたしね。僕の住んでる場所から通り2本向こうって位に近いんだ。ミュンヘンで世界中のアーティストとDJに会えるのを本当に楽しんでいるよ。どんなアーティストもバンドもミュンヘンでは公演してくれるからね。インディロックやインディダンスの大ファンだから、全部のライブをチェックできたり新しいバンドを知ったりできるのはこの上ない贈り物だよ。音楽の情報をたくさんチェックできるミュンヘンが大好きだね。

SV:あなたにとって街ってどんなところ?
DJ TONKA:他のドイツの街に比べると、ミュンヘンはドイツのディズニーランドってとこかな。おいしい料理はあるし、こぢんまりとしたいいバーやクラブも多い。美しくて素晴らしい自然もあるし…たくさんいいところがあるよ。シーンは小さいけれど、すてきだし常に変化してる。もし僕がDJをしていなくて旅行もしていなかったら、きっとこんなにたくさんのいい物がある場所を知らなかったんじゃないかな。

SV:街で一番クリエイティブだと思う新しいカルチャーを教えてもらえますか?
DJ TONKA:ストリートアートのファンとしては、Stroke. Artfairの年間展示は本当にいいものが多いと思う。たくさんのミュンヘンやヨーロッパ中の若いアーティストのドローイングやスプレーアート、パフォーマンスのライブと出会えるしね。

SV:あなたの週末のご予定は?
DJ TONKA:週末はDJがないから、新しいトラックの仕上げをスタジオでやろうと思ってる。土曜はHolleschek & SchickがオーガナイズするHörgang.っていうスペシャルイベントに呼ばれてるんだ。シュヴァービングから1マイルにある、古いアーティストならみんな知っているミュンヘンのいつもとは違うロケーションで行われる、新しいコンセプトのイベントなんだよ。