[日々]こする・みがく・ふく

思いたってコンロをみがく。
あまり掃除は好きではないと思っていたのだが、ひとりぐらしをするようになって拭いたりこすったりがそれほど苦ではなくなった。最初のきれいな部屋を知っているからそこに戻したいと思うのか、それとも何か別の感覚が働いているからなのかわからないけど、とにかく終わるとすっきりとする。
むかし換気扇に液体を塗ってから使うと汚れが膜と一緒に取れるという洗剤があった。パックのようにペロリとはがれるのが面白くて、一度使ってみたいと思っていたのに肝心の名前を忘れた。あれは一体どこがなんという名前で出していたのだろうか。

台所がぴかぴかになって嬉しいと思っていたのに、ごはんを作ったらまた油が飛んだ。当たり前のことなのにがっかりした。それはバイクの洗車をした途端に雨が降った時の気持ちに近い。