いろんなことを思い出す

思い出というのは連鎖して思い出される。

二笑流TVで川島くんが「ワッハ上方が〜」と言っていたのを聞いて、まだこの施設はちゃんとあるんだな、と思った。

その昔、自分が働いていた施設やワッハ上方なんかを統括する府の部長さんと話した時に、「麒麟には昔仕事を頼んだけど、昔から面白かったなあ。」と若手芸人の話をいろいろと返してくださったことも思い出した。さすが大阪の公務員‥‥とか感心したことも込みで。

その部長さんは役職にしては若く、明らかに切れ者のようだった。が、私たちには普通にベタな関西の面白いおっちゃんとして接してくださった。お話する機会は少なかったけれど、私のような下っ端もきちんと覚えていてくれて、明らかに上に立つ人の雰囲気があった。こういう人が仕事のお手本なんだろうと思うような。

お手本といえば、「この人をお手本にしたい」と思ったかっこうのいい、圧倒的な何かを持つ先輩がいた。昔から数えたら3人いた。そういう人たちはたいてい自分より5こから10こも離れている人たちが多かった。

たくさん年齢の離れている人たちの話を聞くのが好きな理由は、自分の知らない何かを知っていることに対する憧れなのだと思う。なにかというと物事を教えてくれたり、これがいいよと分けてくださったりする。そのちょっとした心遣いが嬉しくて、自然と笑顔が出る。みな楽しそうに話をされるので、ついつられて笑顔になる。

優しい人たちがいるものだなあ、とほっこりする。