本読み、天気読み

柴田元幸先生はいつまで経っても文学青年然としていて格好いい。『生半可な学者』の時代から全然変わってないと思った。

アゴタ・クリストフ『どちらでもいい』を購入。
言葉にこだわるアゴタが敵国の言語で書いたという短篇集。『文盲』よりさらに直接的な言葉で諦念や喪失が描かれていて、絶望感が濃く漂う。こういうのはむしろ好きな空気感。なんとも言えない感覚で読み進めている時間がいい。

どちらでもいい

どちらでもいい