読んだもの

G・ガルシア・マルケス『わが悲しき娼婦たちの思い出』
川端康成眠れる美女』がモチーフ。老紳士が90歳の誕生日に若い娼婦を愛すことで自分自身を祝おうとした事から話が始まる。触れないことで生まれるエロティシズムの美しさ。川端の作品はしっとりした感じだったけど、ガルシア・マルケスは南米だけにダイナミックな感じがした。わびさびは日本特有のものであることを再確認する。