リアルタイムで見られなかったガラ漫才

とは普通言いませんか。そうですか。そういえばエキシビジョン漫才とかも言わない‥‥となるとなんだやっぱり普通に「ゲスト漫才」なのかね。


1日の差で見られなかった、長島アナじゃなくなって町田康 もマリちゃんも審査員じゃなくて鎌鼬が優勝した8日の「第28回ABCお笑い新人グランプリ」での麒麟の漫才。


麒麟/第28回ABCお笑い新人グランプリ「男らしさ」
男らしさ〜もやしっこ〜ジュース〜ペットボトルのお茶〜二毛作ドラクエI〜メルヘン
http://www.youtube.com/watch?v=BDryPhih98c


「もてない〜うっかりたむちゃん」に行くかと思いきや懐かしすぎるネタのオンパレード。でも大リミックス大会でとても面白くなっていたから驚いた。ようつべで昔のネタと比較しようと思ったのだけど、この辺が見つからなかった。ほんとに田村くんは面白くなったなあ。M-1以降からまた上手になってはるような感じがする。麒麟の漫才を落ち着いて見られるようになってきた(面白いし大好きなのだけど)。
自分の事を客観的に見る言葉遣いが入ってきたこともあるんだろうけど、ただツッコんでるだけのツッコミからレベルがひとつ上がったような‥‥。落ち着いた感じだから川島くんのボケも際だって面白く聞こえてくるし、あのツッコミ言いまくられてる時の変な表情とか間とかがとても面白い。
 
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そういえばこの表情の話で思ったけれど、最近テレビで漫才を見ているとネタを顔の表情込みで作ってるんだな(テレビで抜かれることを前提にしている)と思う場面が増えた気がする。やっぱりこれもチュートで気付いてここ2カ月くらいで麒麟もやっているのを見かけるようになった。 チュートの場合の顔芸は徳井くんが突出してるけど、ここで言う「表情込みのネタ」に関しては福ちゃんの「びっくり顔」のほう。まったく喋らないで顔だけでやる辺りがものすごくテレビならではって感じがするから。


こういうのはコントでは多いのかもしれないけど、漫才だとあんまり見たことなかったから新鮮。漫才なのに喋らないで微妙な表情だけで笑わせる手法って前からあったのかな。私自身あんまり覚えてないんだけど、最近の傾向なのかなあ。演劇的な要素が強くなってきてるのかもしらんね。