父の帽子

今日は父の誕生日だった。『父の帽子』を書いたのは森茉莉だったなあと思いながら、昨日帽子を買い宅急便で送った。

私が覚えている父はいつも仕事をしていて、工場にいたり図面を引いたりしている。小さい時からそんな姿を見るのが好きだった。それはたぶん、父が機械や工場みたく形に残る物を作っていたから誇らしかったのだと思う。紙に残る原稿を書く私も、自分で誇れるような何かが残せる人になりたい。

ちょっとしんどいとすぐへこむからね。