読んだ物

神戸芸術工科大学デザイン教育センター 編『美術と展示の現場1』
神戸芸術工科大学で行われた、金沢21世紀美術館兵庫県立美術館の各館長、東京都写真美術館東京国立近代美術館の各研究員、計4人によるレクチャーの記録本。美術と展示について各専門と現状を絡めつつ語るというもの。直島のベネッセ美術館と地域を例にした「場と展示の関係」やブレッソン展を例にした「展示内容と写真の関係」、美術館運営の現状と海外との違いなど今の美術館がどんな状況にあるかが語られていてとても面白い。個人的にはブレッソン展を例にした話が特に興味深かった。
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魚喃キリコ『ハルチン・2』
ハルチンの言動を読んでいると元気が出るね。チーチャンを慰めたりとかしちゃってさ、ちょっぴり1巻より大人になったんじゃないのハルチン! でもベルボの裾踏んでてふら〜って倒れるとことか大好きだ。あと毎回パーマ失敗してるところとか(笑)。

ハルチン 2

ハルチン 2

鈴木志保『ベイビーの卵』
超初期の作品に『ジョニー』の未収録分も含めた短編集。東京に憧れるバンド大好きな学生が上京する感じはまさに1980年代。『ヘブン‥‥』の元ネタが割とブラックだったことがわかって意外だった(そして好きな感じだった)。
ベイビーの卵 (PIANISSIMO COMICS)

ベイビーの卵 (PIANISSIMO COMICS)