1月8日(木)中山功太単独イベント「ジ・エンド・オブ・インフィニティ タイプR」@無限大ホール大阪

中山功太単独イベント「ジ・エンド・オブ・インフィニティ タイプR」@無限大ホール大阪
A、B、Rと3カ月連続で行われた単独イベントの最終回。内容は近々行われるR-1ぐらんぷり合わせのため旧作も込みの構成だった。おなじみの出囃子m-flo「come again」で登場。
(※畳みます)
●ネタ「対義語」
おしりかじり虫があたまねぶり人
●OPVTR
「〜感を無限大に感じる映像」が延々と流れる。ちなみにBGMはPERFUME「ビタミンドロップ」。
●ネタ「時報
過去やっていたあるある物まねを「時報アナウンサー」という軸でパッケージングしたもの。最初の20秒ほどは普通の時報アナウンスだが、その後最後まで延々とネタが連続する。
●ブリッジVTR「中山功太の正月しんどい」
最近普通にロケに出ることが多い功太。毒舌&下ネタ満開で「正直しんどい」的に街歩き。スタートのNGK前にて、ナチュラルに旗に向かって走り倒れ込んでいく人がいてびっくりする。「大丈夫なんですかねえ‥‥旗」
●ネタ「タワーブリッジレコード」
タワーレコードを模した店長役の功太が、店員の提出したCDやDVDのPOPの文章をチェックする。「おしりかじり虫」のポップを壮大に書きすぎたり、長渕のよくわからない時代設定の表現をしていたり、「24」を見ないで書いたりしたポップにダメ出し。
●ブリッジVTR「中山功太の正月しんどい」
千日前〜戎橋筋編。戎橋近辺の店の看板に書いてあった鶏に「この5年で見た中で一番下手な鶏やわ」。
●ネタ「俳句の宿題」
先生に扮した功太がクラス全員に宿題として出した俳句について評価していく。自分の母親がクラスメイトに殴られている、ということを入れ込んできた俳句に「いや先生こういう形でのSOSは初めてやから」。それに対応する俳句に「お前か? なんでお前●●のオカン殴んねん。ん? 向こうが手出してきた? 世代を超えて喧嘩すな!」
●ブリッジVTR「中山功太の正月しんどい」
日本橋編。顔にKYKと落書きされたキモい男の人と喋る。
●ネタ「株式会社財宝のリアル人生ゲーム」
リアル人生ゲームを作るにあたっての、男性用イベント、女性用イベント、男女用イベントについて。たいしたことのないイベントなのにコマが進みすぎる。「それ進みすぎやろ!」
●ブリッジVTR「中山功太の正月しんどい」
通天閣前編。坊主に見えない坊主にマイクフォローが完璧な医者のコンビと出会う。
●ネタ「ダイエット講座」
痩せたおばさん講師がどのようにして痩せたか、というのをホワイトボードを使って説明する。
「何キロあったと思う? 70? まだまだ。80? まだまだ。100? 100キロはないわ! 100キロはない。いや100キロはないわ96キロです!!」
「ジョギングでは換算できません、2年旅に出なあかんくらいのカロリーです」
「ジョギングでは換算できません、7年服役して家具を作るくらいです!」
●ブリッジVTR「中山功太の正月しんどい」
動物園前編。ガラの悪そうな若い家族の親父から土肥ポン太に間違えられる。
●ネタ「DJモンブラン
最近ちょっと仲良くなりかけのクラスメイトにイケてる所をアピールし倒す大学生in学食。
●ブリッジVTR「中山功太の正月しんどい」
タイガースジャンパーなのにソフトバンクファンのおっちゃんに遭遇する。
●ネタ「時報
「わかってへんのやろうな〜をお伝えします」「プロバイダねえ〜」
●EDVTR
中山功太の正月しんどい」未公開分&スタッフテロップ

「R-1は決勝に出るのはもちろん今年は優勝します!」と宣言して終了。頭を使ったすごく賢いネタが多かった。特に音楽関係のライターやってる人には「タワーブリッジレコード」のネタは見てほしい‥‥。ちなみに去年R-1決勝でやっていた「対義語」はほとんどが新しいネタになっていてすごく面白かった(とはいえそれを決勝に持っては来ないだろうけど)。ひさびさに見たDJモンブランもすごく面白かったし、功太らしい毒舌やブラックさがストレートに出ていてよかった。なだぎさんのディラン、ナベアツ、とキャラが続いたからR-1的にもそろそろ瞬発力の笑いじゃなくてきちんと頭で考えて笑えるネタの芸人が来そうな気もするので、功太とバカリズム辺りがワンツーで争うんじゃないだろうか。ついでに言うと、客入れやラストのBGMにCHEMICAL BROTHERS「Hey Boy,Hey Girl」やPRIMAL SCREAM「Loaded」を使ってる辺りが功太らしいと思った。