帰ってきた。

稲庭うどん&地鶏とか温泉とかを考えていなかったので1泊2日の短い旅行でした。

写真は保育所前の朽ちたまま放置された工場。東北では廃墟的なものはたくさん見られます(しかも町中なので怖くない)。それから、蕗のアイコンがついた湯沢の看板とこまち。奥羽本線の電車もそうだったけど、秋田のほうはキーカラーがピンクらしい。
新幹線なのに大宮まで低速だとか、はやてと切り離されてからの盛岡〜田沢湖〜角館までは山間すぎて基本が徐行運転とかすれ違い停車があるとか覿面に寒くなり慌てるとか、東海道線に慣れてしまった身には新鮮なことが多い道行だった。
お土産を買いに入った乾物屋さんでおばあちゃんと話していたら、「これどうぞ」とお粥風にして食べるとおいしい稲庭うどんの切れ端をくださった。横ではおじいちゃんがこたつで暖まりながら話を聞いていた。そういえばこういうお店の店先にはたいてい大きいストーブとこたつが置いてあって、店の人はこたつに入りながらお客さんを待っていたなと思った。あーそうそうこんな感じだったよ、っていう。

みんなはどうしているのかと聞いてみたら、同学年で仲よくしていた子はけっこう地元や近隣に残っているらしい。当時激烈に怖かった保育所の先生が所長、小学3〜4年を受け持ってくれた先生*1は校長になっているらしく、それを聞くとさすがに月日の流れを感じずにはいられなかった。

*1:勉強に取り組む姿勢を作ってくれた方なので感謝している