This is it

 見た人が軒並みよかったと言うので気になっていた「This is it」。いつ行こうか早く行かないと終わってしまうと焦り気味だったが、ようやく見に行くことができた。マイケルのクオリティへのこだわりに加えて、周りのスタッフのポテンシャルを引き出していく様子が見えてすごかった。最高級にステキなコンサート用アレンジに変わった有名曲が、次々と聞こえてくるのにもワクワクした。大好きな「Black or White」も当然あって、突き抜けたアレンジになっていたのがよかった…。ついでに、バルマンのパワーショルダージャケットがあれほど似合うのはやっぱりマイケルくらいだよなあ、としみじみ考えたり。などなど、見どころはたくさんあるので、見ていない人は是非見てほしい。
 そういえば、今まで映画館で見たコンサート作品は、TALKING HEADSの「Stop Making Sense」とBEASTIE BOYSの「撮られっ放し天国」とこのMJの「This is it」なんだけれど、どれも当たりだった。おそらく、映画館の音響にコンサート系作品は親和性が高いんだと思う。ちゃんと映画館で見る意義がある作品というか。