生みの苦しみとねじれの構造

スパイク・ジョーンズアダプテーション」】
マルコヴィッチの穴」の脚本を書いたチャーリー・カウフマンニコラス・ケイジ)が、次の作品を脚本化しようとして悩む間に起こった出来事の連鎖。一冊の蘭についての本の脚本は書けなくて悩むわ、脚本家教室の教えを守って双子の弟が書いた脚本第一作が評価を受けるわ、ラストに近づけば近づくほどいろんな出来事がとりあえず詰め込まれてくるわ(これは見ていると理由がわかる)で、なんかすごい悲しいんだけどよくわからないうちに終わっちゃった‥‥という作品。見終わった後にちょっとヘンな気分になるのは「マルコヴィッチの穴」と一緒。一貫してる。