小さい映画館で

夜遅くに見るレイトショーが好きだ。
レイトショー、という時に思い出すのはいつも京都八条のみなみ会館。硬くてイマイチ座り心地がよくない席にちんまりと座り、ときどき寝返りを打つようにして身体を動かしながら、スクリーンに向かって90分間を過ごす(120分や150分の時もある)。あの静かな夜に自分が映画をこっそり見ているという、その感じが好きなのだろう。
シアターNははじめて、ああなんだか落ち着く場所だなあと思った。渋谷のミニシアターはもうミニシアターのこぢんまりした感じがないものだと思っていたから(サブカルサブカルではなくメジャーなものになってしまった状況と似ている)、なんだかみょうに嬉しくなってしまった。

チラシ置き場で見つけた見たい映画
公開中〜@シャンテ・シネ
マルク・ローテムント白バラの祈り
こういうのは見ておきたいと思わせる作品。
2/18(土)〜@シネスイッチ銀座
ヴィム・ヴェンダースアメリカ、家族のいる風景」
宣伝で見たいなあと思っていた作品がようやく公開されるらしい。
2/19(日)@イメージフォーラム
「戦争とプロパガンダ
プログラムAの「兵器としての映画」はセレクトがイマイチっぽい(でもドイツの「戦争とスポーツ」だけは面白そう)が、プログラムBがレニ・リーフェンシュタールの「意志の勝利」。