7月28日(金)2manyDJs at womb

theklf2006-07-30

7月28日(金)2manyDJs at womb
DJ's:2manyDJs、Shinichi Osawa、DEXPISTOLS
4F DJ's:Ryusuke Nakamura and more/1F DJ's:AKR、Toshiko Inoue、Fumio



「紙袋をかぶった二人組」でおなじみの2manyDJsに行ってきた。いろいろあってだいぶん迷ったのだが、やっぱり一度くらいは見たいということで円山町のど真ん中に赴く。wombはオープンしてから1時間半は経っているはずなのに長蛇の列。20分ほど待って入ると案の定ものすごい人で踊る前からちょっとぐったりする。


フロアの抜け道を探しつつフロアで踊る。DEXPISTOLSはどういう人たちなのか知らないのだけど、個人的にはあまりしっくりこなかった。途中で途切れるし全編カットインだしで(普段からそういうスタイルならすいません)どうも気が削がれがちだった。ただ選曲はアッパーな大ネタが多かったのでそれなりに楽しくフロアもずいぶん盛り上がっていた。THE CHEMICAL BROTHERS「Block Rockin' Beats」〜WILDCHILD「Renegade Master」〜PRODIGY「Smack My Bitch Up」のコンボや、ラストのFRANZ FELDINAND「TAKE ME OUT」からすると、意外とロック回りダンス系のクラブDJユニットだったりするのだろうか。なんにせよ、WILDCHILDが聴けるなんて思わなかったので驚いた。最近ではほとんど聴けなくなった曲なので‥‥。


1時に2manyDJsが登場。初来日時にヴィレッジ・ピープルではなくて西城秀樹バージョンの「YMCA」をかけたという伝説を持つ彼らだけに、古いロックや面白いトラックを多めにかけるかと思いきや意外に硬派なハードハウスだった。驚いたり笑ったりすることはなかったけど、とにかく格好いいDJでよかった! 四つ打ちのハードハウスをメインにブレイクビーツやNW系エレクトロハウス、そこに大クラシックのロックやヒップホップを少々。個人的にはBLUR「Boys & Girls」とNEW ORDER「Bizzarre Love Triangle」、HOUSE OF PAIN「Jump Around」とSWITCH「Bit A Patchy」がかかったので嬉しい。もちろん「Jump Around」では、周りの圧迫にも負けずちゃんと「Jump! Jump! Jump!」と言いながらジャンプ。友人曰くVITALICTIGAのNWエレクトロハウス系がたくさんかかっていたらしいのだが覚えておらず、最近の傾向をいかにチェックできていないかを再認識する。ぎゅうぎゅうのフロアではあったけど2時間なんてあっという間だった。
もう限界という時になって天井から冷たい風と一緒にスモークが吹き出し、あたり一面が真っ白になる。スモークを焚かないクラブも増えてきた昨今、ドライアイスのスモークのにおいはひさびさでちょっぴり懐かしかった。


しかし相変わらずwombはお客さんのお行儀がよろしくないのでなんとかしてほしい。なんとなく踊りやすい場所や耳の痛くない場所を探していたら、いつの間にか1列目で踊っていた。ライブに行くなら1列目と意識的に思っていた時もあったけど、無意識でも来てしまうなんてこれはもう性なのかもね。