休暇のようなもの

荷物の用意をした。夕方に仕事が一つ、それが終わってそのまま帰省するつもりでいる。昔、若い女の子に「わぁいいなあリゾートじゃないですか」と言われた場所なので、用意をしていると疑似バカンスのような気持ちになれる(時もある)。どうせ仕事を持って帰るのだしそれくらい楽しい気分になってもいいよね、的な。
本を何か持っていこうと思って単行本とソフトカバーの本を選び、バッグとトランクに1冊ずつ入れる。「休暇先で読む本は何がいいか」という話はいろんな雑誌で取り上げられる話題ではあるけど、それを真似ればいいわけでもないので難しい。今日は『何故、服は音楽を必要とするのか』と『海を失った男』にした。菊地さんの文章は時間のある時にゆっくり読むといいような気がしたから。スタージョンは何ということもないけど、一つずつゆっくりと読みたいと思ったから。気がした、ばかりで我ながら何も考えていないんだなと思う。
まあ、新幹線の中ではテープ起こしをするかうっかり寝てしまうかどちらかのような気がする。