「バーダー・マインホフ〜理想の果てに」

1960年代後半〜1970年代に活動していたドイツ赤軍の記録を映画化した作品。「ヒトラー〜最期の12日間〜」のベルント・アイヒンガーによる脚本で、RAFの中心人物が変わるに従って主張やスタンスもどんどん悪い方向に向かっていく状況が克明に描写されている。描かれている15年ほどの間にものすごくたくさんの人物が入れ替わり立ち替わりし、重なるように事件が起こっていくので追いかけるだけでかなりのボリューム感。しかも最後までまったく救いがないのでそこそこの覚悟をして見た方がいいかも。個人的にはこういう事実を元にした作品が好きなのですごく興味深く見られたけどね。

バーダー・マインホフ〜理想の果てに http://www.baader-meinhof.jp/