最近買った物

柴崎友香『ドリーマーズ』
 短編の再録だった。けど内容が増えているような気もする‥‥。

ドリーマーズ

ドリーマーズ

山里亮太池上彰『ニュースがもっとよくわかる本』
 山ちゃんのニュース解説本。「芸人さんが書いた本」という冠にはあまり興味がないのだけど、これは対談相手が「週刊こどもニュース」の企画立案をした元NHK解説員・池上彰さんだったことと、昨今の山ちゃんがイベントで見せる会話解析&伝達のポテンシャルの高さを考えるといい内容になっている気がしたので買ってみた。構成を決め込んだ新聞の日曜版記事ぽさがあるけど、それを差し引いても池上さんとの対談を自分たちでまとめたのだとしたらすごいと思う。そしてこの本のどこがいいかというと、最後の章を「ニュースは鵜呑みにしない」、「情報は何紙かを比較する」、「衝撃的な映像は疑う」といったメディアリテラシーの基本で終わっていること。「意志の勝利」みたいなプロパガンダ映画の例が過去にもあったことを考えると、そこをきちんと言うのはすごい大事なことだと思うので。「鵜呑みにしない」で言えば、パブリック・エネミー師匠も「Don't Believe The Hype」という言葉を残してらっしゃいますしね。
ニュースがもっとよくわかる本

ニュースがもっとよくわかる本

雁須磨子『いばら・ら・ららばい』
 ほんと須磨子先生は女子(だけじゃないけど)の繊細な心のやり取りを描くのが上手。
いばら・ら・ららばい (KCデラックス) (KCデラックス Kiss)

いばら・ら・ららばい (KCデラックス) (KCデラックス Kiss)

●森見登見彦『夜は短し 歩けよ乙女』
 途中。木屋町とか先斗町の景色は完璧に頭に浮かんでくるけど、なんだか話の展開が私にはあまり合わない気も‥‥最後までとりあえず読んでから判断。
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

●『クリエイターのためのアートマネジメント 常識と法律』
 著作権の本の中でもアート寄りの内容で面白かった。
クリエイターのためのアートマネジメント―常識と法律

クリエイターのためのアートマネジメント―常識と法律

●『映画・ゲームビジネスの著作権
 この2冊は仕事用。
映画・ゲームビジネスの著作権 (エンタテインメントと著作権-初歩から実践まで-2)

映画・ゲームビジネスの著作権 (エンタテインメントと著作権-初歩から実践まで-2)

●『水声通信 vol.30 ジョルジュ・バタイユ
水声通信 no.30(2009年5/6月号) 特集 ジョルジュ・バタイユ

水声通信 no.30(2009年5/6月号) 特集 ジョルジュ・バタイユ

菊池成孔大谷能生『アフロ・ディズニー』●向田和子『向田邦子の恋文』
向田邦子の恋文 (新潮文庫)

向田邦子の恋文 (新潮文庫)