ベルサイユにコンバース

マリー・アントワネット」を見ていて、マノロ・ブラニクのヒールしかないはずなのになんでコンバースがあるのかねえ、ソフィアだからそういうことやりそうだよねちょっとしたサブカルジョークって感じで、と話していたらやっぱりわざだったとらしい。


ええっ! マリー・アントワネットのクローゼットにコンバースが?(シネマトゥデイ - 04月13日 11:40)

14歳で結婚、18歳で即位した18世紀に生きた、悲劇のフランス王妃、マリー・アントワネット。その豪勢な暮らしぶりは、歴史を超えて語り継がれている。所有していた装飾品や衣装も半端な数ではない。そんなマリー・アントワネットのクローゼットに、きらびやかなパンプスにまぎれ、なんとコンバースのスニーカーがならべてあるという……といっても大ヒットした、映画『マリー・アントワネット』の中でだが。

これは、監督のソフィア・コッポラのちょっとした遊び心らしく、よく目をこらして映像を見ていると気がつくかもしれない。コッポラ監督の描いたマリー像は14歳という等身大のティーンエイジャー。コッポラ監督の「10代の女の子が王妃になったらどんな風になる?」という発想から作られた映画でもある。至るところにコッポラ監督の遊び心が隠れているので確認してみるのもおもしろい。