アート

ピナ・バウシュまで

亡くなってしまった。大事な人がここ1カ月で亡くなりすぎる。 初めて友達に誘われて見たコンテンポラリーダンスはびわ湖ホールに来たピナ・バウシュ&ヴッパダール舞踊団だった。たしか友達の彼氏の代わりとして誘われたような気がするけど、それ以降びわ湖に…

「PAPERS.」と毎日新聞とSONY

たわむれにSONY「おまかせ・まる録」のサイト*1に飛んだら、1単語を基点にそれ以外の文字は流れていく表現が使われていた。これは昔あった「毎日新聞」のCMと同じ手法なんだけど、それをさらに遡ると『三宅裕司のえびぞり巨匠天国(エビ天)』で評価が高かっ…

「やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」@東京都写真美術館

モデルに「歳を取ったらどんなおばあちゃんになっているか」と尋ね、それを模した写真。女子感覚が昔よりさらに強く出るようになった気がする。市立芸大から有名な人が出た、という話を聞いたことも今は昔。

「ANTWERP FASION 6+」展@オペラシティギャラリー

「ANTWERP FASION 6+」展を見にオペラシティへ。ベルギーのアントワープ王立芸術学院卒のデザイナーがファッション界にいかに新しさをもたらしたか、という功績を歴史を大きく3期に分けて紹介するもの。展示は作品と記事だけのあっさりした物ではあるけど、…

プロの映像仕事(HONDALADY "cassettable"spot(1min ver)

クオリティの高いプロ仕事を友達が見せてくれる昨今でありますよ。某Kくんが制作したホンダレディ「cassettable」の1分スポットCM。被写体のマルくんやDieちゃんがかっこよく収まっているのはもちろん(曲がいいのももちろん!)、カイリーテイストなキラキ…

プロの映像仕事(核網.rar)

クオリティの高いプロ仕事を友達が見せてくれる昨今でありますよ。大阪でデザイナー&VJをやっているSTUPIDさんが4月に大阪でやるイベントの映像。かわいい。 【ニコニコ動画】CoreNet.rar #01 CM [001] 核網.rar 2009/04/18 大阪アメリカ村TRIANGLEで行われ…

3月7日(土)宮先雅之個展「森を抜けるとそこは森」@学芸大学tray

大学の先輩で今はイラストレーターの宮先さんの個展を見に行く。2008年1月の『Illustration』誌ザ・チョイスで準入選になった「ランドマーク」と「魔女の住む森」、角川ホラー文庫『トンコ』の表紙原画のほか、ここ1年ほどの新しい作品が中心に展示されてい…

3月7日(土)劇団四季「wicked」@電通四季劇場「海」

友達に誘われたので初めて劇団四季のミュージカルを見る。小劇団の演劇とかコンテンポラリーダンスとか宝塚は好きなのに、劇団四季にはまったく興味がなかった私。今回はせっかく誘ってもらったので、ということで見に行ったけど、やっぱり見に行くと丁寧に…

「無声時代ソビエト映画ポスター」展@国立近代美術館フィルムセンター

ソビエト映画ポスターはジガ・ヴェルトフ「カメラを持った男」をデザインしたステンベルグブラザーズのようにおなじみの作家以外にたくさん珍しい作家のものがあって燃えた。

「デザイン満開九州列車の旅」@INAXギャラリー

フィルムセンターに行く途中でつばめなどの展示をしていたので見る。水戸岡鋭治さんがデザインしたJR九州の車両や内装デザインなどを見ながら九州地方に思いを馳せる。

「甦る中山岩太:モダニズムの光と影」@東京都写真美術館

「Modern photography」の表紙にもなっている一番好きな写真「上海から来た女」はもちろん、プリンターさんによってさまざまな印画紙に焼き付けられた試し焼きや重ね焼き(というのだろうか)用のガラス乾板など珍しい道具も展示されていた。昔いた大阪府の…

おぼえがき

甦る中山岩太:モダニズムの光と影 会期:2008年12月13日(土)→2009年2月8日(日) 月休 会場:3階展示室 時間:10:00-18:00(木、金は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで http://www.syabi.com/details/nakayama.html ぎゃっこんなのもやってた! どんだけ情報…

デザイナーズ・リパブリック

週末にTwitterで流れid:ken-goさんや他の友人がすでに日記で語っていた、デザイナーズ・リパブリックが倒産したという話。 90年代テクノ系デザインがすでにデザイン史の一つに組み込まれ自分の聴く音がテクノ一辺倒ではなくなった今でも、POP WILL EAT ITSEL…

見た物

「チャロー! インディア インド美術の新時代」@森アートミュージアム どぎつい色にペイントした玩具の影を薄い映像の光で映し出した作品(アナント・ジョシ「中心、そしてその他大勢」)、どことなく教会の椅子を思わせるN・S・ハルシャの椅子シリーズ(特…

Art with Sound in ALT SPACE

〜12月7日(日)Art with Sound in ALT SPACE artless関係の展示を見に中目まで行ってきた。個人的に見たかったraku-gakiの西田幸司さんの作品は、黒地に花や植物が浮かび上がる(もしくは溶ける)グラフィックでいつものように「美しい」という表現がぴった…

行く予定

11月22日(土)BAKIBAKI Exhibition 2008 CLOSING PARTY@外苑前OFFICE ミハラのDJなんて5年以上ぶりじゃないのか。 11月23日(日)P.R.O.M. #34@三軒茶屋Chrome ひさしぶりにプロム行きたい。クロームもうちょっと近かったらもっと行ってるのになあ。 11月2…

IC

ICCが出していた『InterCommunication』の形態が本からフリーペーパーに変わったらしい。やっぱりICCまで行かないともらえないのかしらね‥‥? 「トレース・エレメンツ」展の時には見かけなかったから、11月に入ってから発行されたのかもしらん。まあアートギ…

ULTRA展〜tiny shose展

午後、スパイラルのULTRA展へ。 Ketchupartsの作品(ちゃんとファミコン版のハイドライドも置いてあった)を見てきた。ART TOKYOセレクトのポップな平面作品群はかっこいい物が多かったのにアーティスト詳細がなくて忘れてしまった‥‥。 その他はYuka Sasahar…

藤本隆行+モノクロームサーカス「lost」

午後、なんの気なしにチェックした中西理さんのサイトで、藤本隆行+モノクロームサーカスの公演があることを知る。というわけで有明のパナソニックセンターでやっていたDAF東京へ。 爆音のノイズが響く暗闇にダンサー1人とLED照明12台。点滅するLEDの光とノ…

渋谷手芸部文化祭と山内崇嗣展

神保町から池袋を経由して東長崎に戻る。 渋谷手芸部文化祭は神保町のart-bookshop & caféの一角でやっていたけど、個性の強い作品がたくさんあって面白い。カフェ系のほっこり手作りというよりはパンチのあるアーティスティックな作品が多くて、スペースの…

「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」展

森美術館の「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」へ。ソフィ・カル、ピピロッティ・リストのように女性性を作品に強く打ち出すアーティストが好きなのでこの展示も興味があった。こういった自己表現の場合は女性の方がグロテスクな物を取り入れようとす…

「トレース・エレメンツ」と「FRESH」

親戚に不幸がありこの2、3日は落ち着かず。終わって家に帰った後で、大きなダメージというのではないがなんとなく家にいたくなかったので外に出た。 ●「トレース・エレメンツ」展@オペラシティアートギャラリー 古橋悌二や志賀理江子、古屋誠一の写真やイン…

La Mano Fria Multimedia Live Art & Talk Show@渋谷UPLINK FACTORY

AREPAZ IMMIGRANTE ORCHESTRA GREATEST HITS PART 2アーティスト: オムニバス出版社/メーカー: RL66発売日: 2008/04/19メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見るMIHARAのライブを見に行ったら、La Mano Friaのライブペインティングと自…

「青春のロシア・アヴァンギャルド」@Bunkamura

確かに“青春の”ロシア・アヴァンギャルドだった。ロシア・アヴァンギャルドまっただ中の作品というよりは、その時代に至るまで(と以降)の作品を括った展覧会。 サブタイトルにも名前があがったマレーヴィチがシュプレマティズムの中心として活躍していた頃…

アジプロ演劇

バウハウス・デッサウ展の帰り、「集団の声、集団の身体」展の図録を購入した。昨年の秋に早稲田の演劇博物館で行われていたらしい。サブタイトルに「1920・30年代の日本とドイツにおけるアジプロ演劇」ってあったけど、結局ロシアとかに影響を受けているわ…

バウハウス・デッサウ展@東京藝術大学美術館

バウハウスというと日本ではミサワホーム・バウハウスコレクションの所蔵物が一番多いので、今回もそこからの出展かと思ったら違った。ドイツのバウハウス・デッサウ財団が収集・所蔵しているデッサウ時代の作品が中心で、そうした内容の展示は日本では13年…

ロシア・アヴァンギャルドに運がない。

こないだ録画して帰ってきたマヤコフスキーの番組、ビデオが送られてきたのでウキウキしながら再生したら半サンドストームだった(涙)。 今度Bunkamuraでやる「青春のロシア・アヴァンギャルド」展。ロシア・アヴァンギャルドって銘打ってるけどマレーヴィ…

ルドゥーテ生誕250年記念 薔薇空間@Bunkamura

宮廷画家ルドゥーテが書き記したという『バラ図譜』。そこに収録されている図版169点をすべて展示したもの。バラの系統・香りごとに分類されていて、各ポイントにバラの香りを抽出したディフューザーが設置されていた。 丁寧に描かれた薔薇はすごくきれいで…

モーリス・ド・ヴラマンク展@損保ジャパン東郷青児美術館

チケットをいただいたので見に行ってみた。企画展はフォーヴィズムの画家・モーリス・ド・ヴラマンク。初期から晩年まで結構な点数が展示されていた。キュビスムが生まれてからも、ピカソやミロみたいな抽象方向には行かずずっと独自の色彩表現で作品を作り…

ラウシェンバーグなど

ラウシェンバーグがなくなったそうで、滋賀近美で追悼企画を突発でやったりしないのだろうか。友人曰く「MoMAでは回顧展をやると思う」という至極最もな指摘があったのでそれはそうだと思った。カタログとかamazonで買ったら安いだろうけど、NADIffとかABCで…